つぼ焼き芋を提供するカフェ「つぼやきいも縁(えん)」(大阪市都島区中野4)が6月11日、JR桜ノ宮駅から徒歩4分の場所にオープンした。
看板メニューは「紅はるか」を使った「あったかやきいも」(S=350円、M=400円、L=500円)。「あったかやきいも」を一日冷蔵庫で寝かせた「冷やしやきいも」(S=350円、M=400円、L=500円)のほか、同店の焼き芋を使った「やきいもシェイク」(680円)も用意する。
炭を入れたつぼの中に芋をつるし、200度に熱した空気で2時間かけて焼き上げる。焼き具合にむらができないよう30分に一度つぼの中を確認し、芋の配置を変えるという。店主の岡田晶子さん(53)は「皮にも栄養素があるので皮ごと食べるのがお勧め」と話す。
岡田さんは元不動産会社の経営者。体調を理由に仕事をやめ、岐阜県へ日帰り旅行に行った際、偶然つぼ焼き芋と出合った。「あまりのおいしさに感動した。この味を多くの人に届けたい」とわずか半年で店を開いたという。
岡田さんは「地域の方はもちろん、ワンちゃんも芋を食べることができるので、愛犬と一緒に来てほしい。地域活性化にもつながれば」と話す。
営業時間は11時~19時。日曜が定休。