大阪市城東区内に拠点を置く一般社団法人「日本串カツ協会」（大阪市城東区永田2）が5月10日から、公式キャラクター「クシニョロ」をカプセルトイで販売する。

商品化されたカプセルトイ

　カプセルトイは、同協会の公式キャラクターの「クシニョロ」をモチーフにしたキーホルダータイプ。アイドルに扮（ふん）した「串カツ94」や、2匹のクシニョロが漫才をする「串カツ漫才」、クシニョロの子どもたち「ちびニョロ」など全5種類。シークレットも用意する。

　企画したのは同協会理事で串カツ店を経営する吉野誠さん。「クシニョロ」は吉野さんの店が10周年を迎えた記念に妻の敏子さんがデザインしたキャラクター。常連客の間で人気があったが「さらに広めたい」と、食の展示会で知り合った大阪のカプセルトイメーカーに話を持ちかけ商品化が実現。吉野さん自らイオンファンタジーの担当者と直談判し、コラボも決まった。

　カプセルトイの説明書には同協会が監修する「串カツ検定」のQRコードを記載。吉野さんは「カプセルトイを通して、串カツ協会や串カツ記念日の認知向上につなげたい」と期待を寄せる。売り上げの一部は、災害支援やフードロス対策に取り組む団体へ寄付する予定。

　価格は1個400円。インオンモール内にあるモーリーファンタジーやカプセルトイ専門店など関西の10店舗で扱う。