「大阪プロレス新春お餅つき大会」が1月14日、FULALI KYOUBASHI(フラリキョウバシ)(大阪市都島区片町2)で行われ、200人以上の来場者に餅が振る舞われた。主催は大阪プロレス(城東区)、後援は阪神米穀(兵庫県西宮市)。
大阪プロレスの所属選手10人以上が石臼で餅つきを行い、もち米40キロ、約330人分の餅を用意した同イベント。選手がファンや地域の人々と一緒に餅つきをしながら、会話や写真撮影などを楽しみ、終始、和やかなムードで行われた。
大阪プロレスのゼウス社長は「最近餅つき大会などが減っていて、餅つきをしたことがない子どもたちが増えているという話を聞き、日本の伝統的文化がなくなってしまったらアカンと思い発案した。ファンの子どもたちのみならず地域の子どもも多く訪れてくれて、最高のイベントにできた」と振り返る。
都島区在住のえい君(9)は「久しぶりに餅つきができて楽しかったし、大阪プロレスの試合は全て応援しに行っているが、選手もかっこよかった」と話していた。
大東市から訪れたプロレスファン歴43年の森永博晃(53)さんは「大阪プロレスは流血がなく、エンターテインメント性があるのが魅力。マスクをかぶった選手たちが餅をつく姿が見られるのは貴重だった」と話す。