大阪の天満橋駅近くの大川で、7月7日の七夕の日に「天の川」を再現するイベント「令和OSAKA天の川伝説」が4年ぶりに開催され、会場周辺には4万6000人が集い、にぎわいを見せた。
LEDを光源とする光の玉「いのり星」を放流し、川面を青い光で「天の川」のように彩る同イベントは、今回で11回目。小雨がちらつく中、19時15分ごろからの放流が開始され、3万5000個の願いが込められた「いのり星」がイベント参加者によって浮かべられ、夜の大川を幻想的な風景へと一変させた。
娘と孫と3人で京橋から来た女性(59)は「娘と孫との楽しい思い出になれば」と話し、6歳の孫は「きれいだった。短冊も書いた」とイベントを楽しんだ。「天の川」の写真を撮っていた80歳男性と妻(福島区在住)は「コロナの前にも夫婦で来たことはあるが、今年はすごくきれい。来年も来たい」と見惚れていた。
来場者数には、有料エリア入場者のほか、対岸などからの観覧者もカウントし含んでいる。(主催の一般社団法人「おしてるなにわ」発表)