総菜パンや菓子パンなどを販売する「パンをつまみ屋」(大阪市城東区新喜多1、TEL 06-6786-4600)が6月8日、京橋南口近くにオープンした。
店を切り盛りするのは、京橋在住の土井公平さん(37)と理恵さん(33)夫婦。公平さんは人気のパン店勤務など15年以上のパン職人としての経験を生かし、幼い頃からの夢だったパン店開業の夢をかなえた。2人共、酒は飲めないが酒の「つまみ」が大好きで、「飲み屋が多い京橋になじめるような店にしたかった。酒のつまみのようにパンをつまむのもありなのでは」と考え、京橋に合う「ポップな」店名にしたという。
40種類ほどのパンを取り扱い、価格の多くは100~200円台に設定。酒のつまみには、「おつまみポテサラロール」(192円)、マヨネーズの入ったちくわをロールパンで挟んだ「オオサカ」(199円)、「アンチョビオリーブ」(185円)などが「お薦め」だという。
3回目の来店だという城東区に住む60代女性客は「ここのアンパンは生地もアンコもこだわっていて本当においしい。何度でも通いたい」と笑みを見せる。
公平さんは「今後は夏に向けてスパイスの利いたパンや季節限定のパンなども考案していき、京橋のリピーターの方も飽きさせない毎日通えるような店を目指したい」と意気込む。
営業時間は10時~19時。月曜・火曜と第2・第4金曜定休。