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都島で夫婦が営むイタリアン、冷凍の揚げピザ・ピザのネット販売始める

店主の古川理一さん(40)と妻の麻衣さん(34)

店主の古川理一さん(40)と妻の麻衣さん(34)

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 都島のイタリアン「PIZZA FORTUNA(ピッツァ フォルトゥーナ)」(大阪市都島区本通2、TEL 06-6210-7230)が5月13日、揚げピザとピザのネット販売を始めた。

「石窯ピザオールスター」(3,600円)

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 揚げピザは生地で具材を包み込み米油で揚げた、外はカリッと、中はもっちりとした「イタリアのソウルフード」とも呼ばれるピザのことで、2018(平成30)年開業当時からの看板商品。瞬間冷凍して全国販売する揚げピザは「大阪茄子(なす)と肉味噌(みそ)クリームチーズ」「ホットスパイシーペパロニ」(以上540円)など6種類。直径18センチの1人前用の石窯ピザも「マルゲリータ」(590円)「海苔(のり)香るしらすと大葉」(690円)など6種類用意する。店頭でも同様の冷凍商品は持ち帰り用として販売している(価格は異なる)。

 ピザ生地に北海道産の希少な小麦粉「はるゆたか」を使ったり、電波振動で油の吸収率を半分にカットできるというフライヤーを使ったりと、揚げピザにこだわりをもって販売している同店。店主の古川理一(りいち)さん(40)は「ピザ生地は2回にわたる発酵など手間暇かけて手作りしても、集客の波があり廃棄せざるを得ず日々のフードロスが悩みだった。今回、何とかできないかと急速冷凍機を導入し冷凍商品にすることで、年間5万円ほどの廃棄ロスをゼロにすることが可能になった」と話す。

 妻の麻衣さんは「地元愛が深い都島区民の方にも、テイクアウトして自宅でも朝ごはんやおつまみなど様々なシーンで店の味を楽しんでほしい。ささいなことかもしれないが、街のピザ店の厨房からSDGsを発信していきたい」と笑顔を見せる。 

 営業時間は11時30分~15時、17時~22時。水曜定休。

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