ビールやサワーとイギリス料理などを提供するパブリックハウス「GOOD HUMOR(グッド・ヒューマー)」(大阪市都島区東野田町5、TEL 06-6167-4874)が京橋にオープンして、3月15日で1カ月を迎える。
英語で「ご機嫌」という店名の通り「ご機嫌な明日を迎えるために健康的に飲んでほしい」と話す店主の金山雄史さん(37)。同店を開いたきっかけは、大学生時代でのイギリス留学。大衆居酒屋のようなパブリックハウスに通いつめた。地元民をはじめ、多くの人が集まる地域の憩いの場で、まさに「みんなの家」だったという。日本でもこうした文化を根付かせたいと大学卒業後、勉強のため大手パブチェーン会社に入社。京橋勤務を含む13年を経て、独立に至った。
出店場所を探していた時に出会ったのが京橋商店街。顔なじみの人がいて、日常的に声をかけ合える商店街に「ほれて」、オープンを決めたという。アーケードのドームの広場に面し、外に席もある開放的な同店では、大画面でスポーツ観戦もできる。
メニューは、「無農薬スティックサラダ」(690円)や「自家製無添加レモンサワー」(580円~)など無農薬・保存料不使用の料理が自慢だという。他にも、イギリス料理の脂肪が少ない「鹿肉のシェパーズパイ」(990円)も提供する。
早速、商店街の先輩からアドバイスをもらっていた金山さんは「今は地元の人を中心に認知を広げている最中。多くの人のなじみの店になるには時間がかかると思うが、気軽に来て明日に向けて良い切り替えをしてほしい。気分転換のきっかけの店でありたい」と笑顔を見せる。
営業時間は16時~23時。会員になると全品5%引きになる会員カードも用意する。