京橋の街なかを認識し人気アニメなどのデジタルアートを空間に浮かび上がらせるAR技術を活用した実証実験イベント「京橋まちなかARミュージアム」が現在、開催されている。
専用の携帯アプリを使って参加できる同イベントは、ARを活用した顧客体験による「にぎわい・人流創出」「新たな広告ビジネス」の検証がテーマ。主催はNTT西日本(都島区)で、京阪ホールディングス、ビーブリッジが共催する。
展示作品は、「ルパン三世VSキャッツ・アイ」「北斗の拳」「終末のワルキューレII」のほか、大阪中之島美術館で開催中の「大阪の日本画」など70点を順次展開予定。一般公募によるアート作品、伊藤園の自動販売機と連動した動画コンテンツも展開する。
体験方法は、アプリ「coconey」をダウンロードし、京阪電車「京橋駅」周辺などの体験スポットで起動。壁面などにスマートフォンをかざすとARアートが浮かび上がる仕組み。
京阪ホールディングスの担当者は「地元の方や京橋駅を利用する方に、ぜひ一度体験していただきたい。この企画をきっかけに、京橋の街並みや風景など、京橋の街の魅力を再発見していただくことにもつながれば」と話す。
3月27日まで開催予定。