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大阪公立大学がメディア懇親会 「大阪東部地区のまちづくりを」

中庭の完成イメージ図 「多くの人が気軽に利用できるよう垣根のないキャンパスにする」という(公立大学法人大阪 提供)

中庭の完成イメージ図 「多くの人が気軽に利用できるよう垣根のないキャンパスにする」という(公立大学法人大阪 提供)

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 2022年に開学する大阪公立大学が10月26日、「第1回メディア懇談会」を開き、森之宮キャンパスの概要やイノベーション・アカデミー構想など新大学に関する最新情報を発表した。

メディア懇親会の様子

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 大阪府立大学と大阪市立大学が統合され2022年春に1期生を迎える予定の同大学。統合後は旧市立大学の「杉本キャンパス」、旧府立大学の「中百舌鳥キャンパス」など7つのエリアで、学生数約1万6000人の国内最大規模の公立大学となる。その本部となるのが、2025年開設予定の森之宮キャンパス。初代学長に就任予定の辰巳砂昌弘さん(現大阪府立大学長)は「大阪東部地区のまちづくりのイノベーション・コアをつくり出したい」と話した。

 森之宮キャンパスはJR環状線大阪城公園駅の東側に建設中。「知の森」をコンセプトに地域の住民が気軽に訪れられる空間になるという。それに先立ちキャンパス予定地周辺でスポーツ施設やカフェ、ベンチャーオフィスなどを一般の人に開放する試みも行う予定。同大学設置準備室の柴山敬さんは「新大学が目指すイノベーション・アカデミー構想を実現していく意味でもさまざまな人が交流できる敷居のないキャンパスを作りたい」と意気込む。

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