京橋のカフェレストラン「TERRE-a’-S(テラス)」(大阪市都島区東野田町1)が、4月からテークアウト弁当の販売を行っている。
新型コロナウイルスの影響を受け客足、売り上げ共に、2割に落ち込んだという同店。15年店長を勤める髙田雄平さん(37)は「春は桜のシーズンで年末に続く第二の繁忙期なのにこんな事態は初めて。本当に悔しい」と話す。家族連れの客から、自宅で毎食作るストレスや苦労の声を聞き、テークアウトを考案、メニューも20種類以上と豊富にそろえた。
1番人気は「牛ランプ肉ステーキ弁当」(1,380円)。ほかにも「宮崎和牛ハンバーグ弁当 」(1,480円)、「卵たっぷりオムハヤシ 」(1,200円)、「ドライカレー」 (1,100円)など店内で人気のメニューを弁当にあつらえた。加えて今回特別にテークアウトだけの料理「豚ロースカツ弁当」(1,280円)を商品化。普段はスタッフのまかない食で、人気No,1の裏メニューだという。デリバリーも行っており配送料は500円だが、2,800円以上の注文なら配達料無料。店まで取りに行くと全品100円引き。
髙田さんは「弁当と言っても一点一点オーダーを受けてから、心を込めて作っている。自粛疲れがでてくる日々の中でも、家庭でレストラン気分を味わって喜んでいただけたら」と語る。
新型コロナ対策で現在の営業時間は、店内飲食11時30分~20時、デリバリーは21時、テークアウトは21時30分まで。月曜定休(祝日を除く)