城東区の情報を発信しているインターネットサイト「城東じゃーなる」(大阪市城東区東中浜1、TEL090-8821-5953)が4月23日からラジオ配信を開始した。
パーソナリティは城東じゃーなる編集長、タカシJJこと美浦高志さん(41)。同サイトでは最近、新型コロナウィルスに対する地元飲食店のさまざまな取り組みを紹介している。それをもっと多くの人に発信したいとラジオ配信を開始。3年程前から漠然とラジオをやってみたい思いがあり、この機会に踏み出したという。番組名は「FM536 meet the local on the radio」。536は周波数ではなく、城東区の郵便番号。ラジオアプリ「stand.fm」インストールし、「fm536」を検索しフォローすることで聴取可能となる。
番組では届いたお便りや「城東区民あるある」も紹介。今後は「城東じゃーなる」で記事にできなかった情報提供や取材時のエピソードトーク、数珠繋ぎのようにゲストを呼び「笑っていいとも!」のようにトーク、「探偵ナイトスクープ」のようにリスナーの疑問を調査・解決する、さらにはライブ配信も検討など構想は膨らむ。「今はまだ見切り発車したばかりで台本もなく、編集もせずただ喋っている垂れ流し状態で、ときどき次に何を喋ろうか頭が真っ白になるときがある」という。
配信を始めて2週間。10分程度の番組を毎日1本制作して配信し、再生回数は500回を越えている。「ラジオのいいところは、ながら作業ができること。いかに日常に溶け込むことができるかを意識している」と美浦さん。曜日ごとにテーマを決めるなどこれから形作っていく予定という。「来年の城東区民祭りでは老若男女が参加してギネス記録に挑み、それをラジオで実況放送したい」と意気込む。