京橋のアートカフェ「FLOOR色s(フロアーショックス)」(大阪市城東区蒲生1)が4月16日から、メニュー注文料金先払いアプリ「ごちめし」の飲食店応援運動「さきめし」に参加している。
加盟店にメニュー料金を先払いし、店に行けるようになった際、自分が選択したメニューを食べられる「さきめし」は、コロナによる経営打撃を受けている店に今売り上げを立てて直接応援することができる。「ごちめし」アプリを通じて人に食事をごちそうできるサービスを運営する「Gigi」(福岡市)が手掛ける。「さきめし」は、アプリ「ごちめし」の応援企画。アプリから「さきめし」特集ページへ行ける。
「フロアーショックス」オーナーの青木孝弘さんは「コロナで店は大打撃。さきめしは店長の意見で始めた」と話す。現在スパイスカレーや八宝菜ごはんなどのメニューを「ごちめし」に掲載している。
阿倍野の1号店に続き、2018(平成30)年2月に開店した同店は、フジロックフェスティバルのグッズデザインなどを手掛けるデザイン事務所「creative works SHOCKS(クリエイティブワークスショックス)」が、メニュー、BGM、オブジェなど90年代カルチャーを取り入れた空間プロデュースを展開している。コロナの影響が出始め、テークアウトでスパイスカレーやサンドイッチを販売してきた同店では、「さきめし」に参加すると多くの常連客が購入してくれたという。青木さんは「売り上げは少し回復。常連さんに支えられている。もっとさきめしが広まってほしい」と期待を寄せる。
新型コロナ対策として現在の営業時間は12時~14時、17時~20時。