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京橋の焼肉店で次亜塩素酸水スプレー付きハラミ丼 「感染予防に使ってもらえたら」

店主の石井健太さん

店主の石井健太さん

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 京橋の立ち食い焼肉「三坪」(大阪市都島区東野田町5)が、テークアウトの「ハラミ丼」購入者に次亜塩素酸スプレーをプレゼントしている。

プレゼント用の次亜塩素酸スプレー

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 昨年11月にオープンした広さ三坪の同店は黒毛和牛を水晶板で焼いて食べる焼肉店。水晶板で焼く事で煙が少なく匂いが付きにくくなるのに加え、遠赤外線効果で肉がふっくらと焼けるという。新型コロナウイルスの影響で営業が制限される中、14日から人気の「ハラミ」をテークアウトの丼にした。

 その「ハラミ丼」(1,000円)を購入した客に、店で殺菌に使用している次亜塩素酸水を特製のスプレーボトルに入れて提供している。店主の石井健太さん(36)は「自分に関わる人たちのために何かできないか考えて始めた。感染対策に使ってもらえたら」と話す。業務用に通販サイトでタイミングを見計らって購入したという。

 新型コロナウイルスの影響で、売上が3分の1に落ちたという同店。店舗近くの駐車場までの出前も自ら届けるという。石井さんは「いつまでコロナの影響が続くか見通しの立たない状況の中、自粛要請が解除された後に客足が戻って来るのか不安だが、今はとにかく耐えていく」と語る。

 5月6日までの営業時間はテークアウト12時~17時、通常営業17時~20時。日曜定休。

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