大阪市城東区を中心とした情報をインターネットで発信している地域メディア「城東じゃーなる」が、新型コロナウイルスの影響でテークアウト・デリバリー料理を始めた飲食店を応援する取り組みを4月5日に始めた。
新型コロナウイルスの影響で来客が激減している飲食店。テークアウトやデリバリーのサービスを新たに開始する店が増えている。同サイトでは、各飲食店を周知するために「#城東エール飯」というハッシュタグを作成。城東区、東成区、鶴見区、都島区、旭区のテークアウト・デリバリー料理を撮影し、SNSで「#城東エール飯」と付けて投稿すると、テークアウトやデリバリーを探している人に拡散できる。さらにタグ付けされた店舗を「城東じゃーなる」編集部が拡散しPRするという仕組み。「今、僕たちローカルメディアにできることは発信を通してお店の取り組みをより多くの方に届けること」と編集長の美浦高志さん(41)。
城東区は住宅密集エリアで個人営業の店主が多い。#城東エール飯でインスタグラムにテークアウトの告知を投稿した一人、ゲストハウス小野家(大阪市城東区野江1)でカフェ&バーを併設するゲストハウスを経営する小野美香さん(38)は「コロナウイルスの影響でお客さまは9割減。これをきっかけにもっと広まってくれたら」と話す。
9日までに#城東エール飯のインスタグラムの投稿は141件。投稿は誰でも可能。SNSを利用していない店舗は「店舗名・住所・電話・注文方法・受取時間・配達の可否・テークアウトメニュー・値段」をメールで送れば、できる限りPRすると美浦さんは言う。
問い合わせは「城東じゃーなる」へメールで。