大阪城公園(大阪市中央区大阪城2)は3月24日から、「大阪城 お花見 和―べきゅう」としてバーベキューエリアを期間限定で全面有料化する。主催はデジサーフのデジキュー(神奈川県藤沢市)。
桜のライトアップや和の空間演出をする同イベント。これまで期間限定で無料開放していたバーベキューエリアを有料化。機材の貸し出しやごみの回収などのサービスを提供することにより、期間中に発生していた「ごみの不法投棄」や「無秩序な場所取り」、「無許可の営業行為」などの問題を解決する。予約制のため、会社やサークル仲間とのお花見宴会の場所取りも不要となる。
公園内の桜の名所3カ所にバーベキューゾーンを設置。「お堀横のプレミアムゾーン」(大人=1,200円、小学生=600円)は、外濠沿いに位置するエリア。ちょうちん、緋毛氈(ひもうせん)、和傘などで和の趣を演出する。「森の桜の下スタンダードゾーン」(大人=1,000円、小学生=500円)は、記念樹の森のメインストリートである桜並木沿いに位置するエリア。和の屋台的なにぎわい気分を楽しみながら、いつもより高い目線でお花見ができる。「森の中のカジュアルゾーン」(大人=800円、小学生=400円)は、記念樹の森の芝生エリア。桜並木と新緑が楽しめ、開けた空間にスペースを取っているため、子ども連れのファミリー層でも気兼ねなく満喫できる。全480席。特設売店では、各種アルコールやソフトドリンクを販売。
利用料金には、テーブルと椅子セット、コンロ、着火済みの炭、トング、照明器具、ごみ回収料、紙皿、割り箸、おしぼりと、エリアによっては塩胡椒や鉄板代わりのアルミプレートが付く。食材、飲物は持ち込み可能。同社社長の高橋佳伸さんは「家族連れやお花見の団体客など多くの人に、手軽に和―べきゅーを楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は、平日=11時~15時、17時~21時、土曜・日曜・祝日=10時~13時、14時~17時、18時~21時の完全入れ替え制。予約はホームページで受け付ける。空きがあれば当日予約可能。5月6日まで。