大阪・花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2 TEL06-6912-0055)で11月14日、「秋のラン展~世界中で愛されるランの花~」が始まった。
同展ではテーマを2つに分けて開催。19日まで開催する「秋の洋ラン展」は、愛好家が育てたコレクションのランを展示する。21日~23日の「寒蘭展」は寒蘭約150点を展示。
常設コーナーで同時開催する「咲くやこの花館ランコレクション」では、珍しい原種のランや交配種など多数展示する。木などに着生して育つ、野生のランの姿を見ることができる。同館の田中彩子さんは「バニラもランの仲間だと知ることもできるし、葉から花が咲くランなどもある」と話す。
これから洋ランを育てたい人にも分かりやすい、愛好家による「育て方講習会」「相談コーナー」「ミニツアー」も設け、各種ランの苗も販売する。「愛好家と話すと新しい発見がある。たくさんの花を見たり、話をしたり楽しんでほしい」と田中さんは呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。講習会は、洋ラン展=14時~、寒蘭展=13時30分~。入館料は、高校生以上=500円、中学生以下・障がい者手帳のある人は無料。