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なにわの宮跡で「四天王寺ワッソ」 古代東アジアとの国際交流を再現した祭り

昨年のパレードの様子

昨年のパレードの様子

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 大阪・史跡なにわの宮跡(大阪市中央区法円坂)で11月5日、古代東アジアの国際交流を再現した祭り「四天王寺ワッソ-友情は1400年の彼方(かなた)から-」が開催される。

昨年の屋台の様子

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 かつて「なにわの津」や「四天王寺」は、東アジアや朝鮮半島などと交流が盛んだった。その活気を祭りにして現代によみがえらせようという同イベントは、東アジアからの使節団が最初に上陸するために築かれた「なにわの宮」の跡地で開催する。1990年から行われ今回で26回目。「ワッソ」とは韓国語で「来た」という意味。

 会場には、大阪の味や韓国料理などがひしめく「まんぷく屋台広場」、子どもも遊べる「わくわく体験広場」、各県の名産品が並ぶ「エントランス広場」を設置し、ミニ歴史劇「仏教公伝と渡来文化」の公演も行う。

 今年のテーマは「つむぐ」。東アジアから多くの技術や文化が日本に到来し、長い年月を経る中で変化しながら現代に紡いできた歴史と、同祭が発足から四半世紀を経て積み重ねた実績と人のつながりとを重ね合わせる意味を込めた。

 メインは、歴史検証された古代衣装を身にまとった1000人規模のパレード。大阪を舞台とした日本と東アジア諸国との友好の歴史を、パレードや交流儀式と呼ばれるパフォーマンスで表現する。ゲストで「ワッソ広報大使」のアン・ミカさんのほか、浜村淳さん、妹尾和夫さん、大桃美代子さん、町や市の公式ゆるキャラ「たいしくん」「雪丸」「まなりくん」も出演する。

 開催時間は10時30分~17時。

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