大阪・京橋の国道1号線沿いに11月9日、ラーメン店「真道（しんみち）」（大阪市都島区東野田1、TEL 06-7220-3408）がオープンした。

店主の岩瀬さん

　店主の岩瀬真治郎さん（40）は、京橋かいわいでラーメン店をすでに2店舗経営しており、同店が3店舗目となる。ホテルやすし店などで修業を積んだ後、学生時代に住んだことがありなじみのあった京橋に1店舗目「ほそ道」（都島区東野田5）を2011年にオープン。2013年には、麺やチャーシューなどを変えて新しいラーメンで勝負しようと店名に自身の名前を入れた「真道」（城東区今福西3）を蒲生に開いた。そして今回、女性でも入りやすいラーメン店を目指したいとテーブル席が置ける物件を探し、3店舗目のオープンに踏み切ったという。

　店舗面積は15坪、席数はカウンター7席、テーブル6席。2店舗目と店名は同じだが、メニューは異なるチャーシューをのせた4種類に増やした。松坂産公認の豚を使った「松坂豚焼豚ラーメン」（950円）、「角煮焼豚ラーメン」（800円）、「炙（あぶ）り焼豚ラーメン」（750円）、「レア焼豚ラーメン」（750円）を提供。「これからも種類を少しずつ増やしていこうと考えている」とも。

　チャーシューは、うま味を凝縮するためにコンベクションオーブンで蒸し焼きにしているのが特徴。スープは、今までの鶏と魚介ベースに豚も加え風味を変えた。麺は、「平打ち」と、小麦の表皮、胚芽、胚乳の全てを粉にした「全粒粉を使った麺」の2種類から選べる。ミネラルや食物繊維が豊富ということもあり、全粒粉を使った麺が女性から人気という。

　岩瀬さんは「京橋で自分のラーメンがソウルフードになることが目標」と意気込む。

　営業時間は11時30分～14時30分、17時30分～翌1時。