大阪ビジネスパーク(通称OBP)内にある「ツイン21」(大阪市中央区城見2)で7月23日、天神祭前夜祭が行われる。
同ビル1階のアトリウムを舞台に、催太鼓・地車囃子と龍踊り・天神講囃子踊りなど、本番を控えた約200人が登場する同イベントは今年で31回目。
同イベントが始まった1986年は、OBPの「ツイン21」「富士通」「ホテルニューオータニ」などが開業した年。OBPの「街開き」を仕掛けた関係団体が「街に根付いた祭りをしたい」という思いから「天神祭の前夜祭を立ち上げ、こちらでさせてもらえないか」と天神祭に相談したのがきっかけという。
今年はさらに前夜祭の一環のイベントとして7月21日から「センベロはしご酒」が行われる。「センベロ」は「1,000円でベロベロになる」との意味。京橋駅周辺の24店舗、OBPの11店舗に加え、キッチンカーで乗り付ける12店舗の計47店舗が「1フード2ドリンク1,000円」という共通のサービスを掲げてセンベロを展開する。ホテルニューオータニ大阪は「やみつきスペアリブ」にビールとチューハイのセット(1,000円)を特設販売ブースで販売するなど各店が趣向を凝らしたメニューを用意。客は、参加店の店頭やウェブ上に用意したイベントチラシを持参すればサービスが受けられる。
「センベロ」イベントは、もともと京橋の商店街などで地元有志の団体・地域活性化機構の企画で行われていたが、昨年10月にキッチンカ―を動員した「ホコ天」イベントを行ったOBP側の関係者が何か連携できないかと持ち掛け、前夜祭の企画の一環として今回初めて広域京橋エリアのイベントとして実現した。
前夜祭の開催時間は17時~20時。「センベロはしご酒」は7月24日まで。