大阪市・城東区民ホール(大阪市城東区中央1)で3月27日、プロレス興行「ありがとう 城東区民ホール」が行われる。主催は、大阪を中心に活動するプロレス団体「B168プロレス」(大阪府守口市)。
今年1月に完成した城東区複合施設には、区役所・保健福祉センター・図書館など同区の施設が順次移設されており、同ホールもその一つ。最終開館日に開催する同イベントが最後のイベントとなる。
「B168プロレス」によると、2012年から27回の興行を行っており、同ホールではこれまで3回行ってきた。レスラーの神威(カムイ)さんは「京橋はチラシ配りに回った時、店の人やお客さんがとても温かかった」と興行を始めた当時を振り返る。
縦横180センチメートルの小さなマットを使って、「いつでもどこでも」プロレスを行うことを売りにしている同団体だが、今回はリングを設置。「今までお世話になった感謝の気持ちをリングに込め、全ての人を楽しませたい」と神威さん。
当日は、3試合を予定する。第1試合は「ドレイク森松・藤澤忠伸・吉岡健二」組と「田中祐樹・奥田朱理・HANA」組。第2試合は「正岡大介・政岡純」組と「竹田誠志・安藤雅生」組。第3試合は「ダイナ御堂・神威・UCLAファッションリーダー」組と「バラモンシュウ・バラモンケイ・守屋博昭」組が対戦する。
試合前には、音楽グループ「OH!BANZAI 倶楽部」によるプロレステーマ曲演奏のほか、地元城東区蒲生のアイドル「GM4」のステージを用意。「ダイナ御堂」対「UCLAファッションリーダー」の特別エキビジションマッチも行われる。
同団体代表の西山宏和さんは「プロレスをあまり知らない人のために、試合の合間にレスラーの紹介や技やルールの説明もする」と話す。「区民の老若男女に集まってほしい」との思いから、当日同区で在勤・在住であることを証明するものを提示すると割引料金で観戦できる「城東区民シート」を用意する。
「2月に京橋のエンタメダイニング『ベロニカ』で行った予告イベントでは手応えをつかんだ。最後のイベントを必ず成功させる」と意気込む。
9時30分開場、10時開演。チケットは、最前列指定席=3,000円、自由席=2,500円、城東区民シート=1,000円、小中学生無料。問い合わせは「B168」事務局(TEL 070-5262-2831)まで。