大阪府立女性総合センター（愛称＝ドーンセンター、大阪市中央区大手前1）で2月15日、シンポジウム「ストップ地球温暖化～大阪シンポジウム」が開催される。開催は、京都議定書発効3周年と、大阪府が制定した毎月16日の「ストップ地球温暖化デー」制定2周年を記念したもので、主催は、大阪府環境農林水産部みどり都市環境室地球環境課温暖化対策グループ（TEL 06-6944-9207）。

　当日は、地球温暖化対策の普及促進を図るため、「大阪府温暖化防止等に関する条例」と改正「大阪府自然環境保全条例」に基づき、環境に関して優れた取り組みを行う事業者を表彰する。表彰式では3分野に分け事例の審査報告が行われ、地球温暖化防止に関しては「おおさかストップ温暖化賞」、建築物の環境配慮に関しては「大阪サステナブル建築賞」、敷地内緑化に関しては「おおさか優良緑化賞」が贈られる。

　当日は、木製品の普及を行う「木材利用クラブ」の紹介も行う。企業による木材製品の利用を拡大し、森を育てるエコ活動「大阪府木づかいCO2認証制度」による、CO2の固定量認定証を参加企業に交付する。

　ほかにも、大阪大学大学院工学研究科で環境工学を専攻し、博士課程前期修了した中村信夫さんが、「企業経営の視点から見た地球温暖化対策」について講演を行う。中村さんは、以前より経済産業省や環境省の業務にも携わり、現在は自身が社長を務めるア・ソッカでも、新規事業開発支援、環境戦略・計画の策定など、関西を中心に環境に特化したコンサルティングを展開。

　応募は、インターネットまたは携帯サイトでの入力フォームで受け付ける。ほかにも、FAX（06-6944-6749）、郵送（〒540-8570 大阪市中央区大手前2-1-7）、電子メール（midorikankyo-g13@sbox.pref.osaka.lg.jp）に、氏名、所属名、連絡先を記入し申し込む事も可能。定員は300人で、定員に達し次第締め切る。

「ストップ地球温暖化」大阪シンポジウム携帯サイト　大阪府電子申込サービス