大阪京橋で活動するアコーステックユニット「秋休」(あきやすみ)が12月26・27日、松下IMPホール(大阪市中央区城見1)でワンマンツアーファイナルを迎える。
2日間にわたり開く同ライブ。26日はアコースティック版、27日はバンド版を披露する。26日はファン投票で選ばれたという、普段は演奏しない楽曲を演奏する予定。27日はサポートメンバーを招きステージを行う。
秋休は2001年、平松契帥さんと河本知樹さんが天王寺のストリートから始めたユニット。以来、ストリートを軸に着実に実績を積み、大阪城野外音楽堂、東京赤坂BLITZなどのライブを成功させ、毎年の全国ツアーでは3000人を動員するなど、現在は関西のインディーズシーンを引っ張る存在となっている。
全国へ活動の場を広げる一方で、京橋で毎月、商店街公認ライブを開催するほか、「ダイエー京橋店」での定期ライブを始め、「ライブハウスism」「BERONICA」など京橋のライブハウスにも出演している。京橋東商店街ではステージには上がらず、あえて路上で演奏し続ける。
平松さんは「ストリートで演奏できる場所が少なくなる中、京橋はお客さんとの距離が近くストリート感がすごくある場所」と京橋の魅力を話す。「200人が集まればステージに上がるという目標をもってやっている」とも。
昨年のステージファイナルでは1000人収容のNHKホールを満員にした2人。今年は700人収容のIMPホール2日間で昨年を上回る観客動員に挑戦。河本さんは「初の2日間ワンマンライブ、色が違うものを見せる」と意気込む。
26日は19時開場、19時30分開演。27日は16時開場、16時30分開演。