大阪城・西の丸庭園(大阪市中央区大阪城1)で現在、「光の芸術祭 大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」が開催されている。
大阪城西の丸庭園と天守閣を会場に、3Dプロジェクションマッピングを駆使し多彩な映像を投影する同イベントは昨年に次ぎ2回目。大阪観光局が主催し、ハウステンボス(長崎県佐世保市)が運営する。昨年は期間中約59万人が来場した。今年は動員数70万人を見込む。
イベントの目玉は「大阪城3Dマッピング」。黄金に輝く鳳凰(ほうおう)が高く舞う様子や、とぐろを巻いた巨大な龍(りゅう)などが天守閣に映し出される。西の丸庭園には、バロック式庭園をモチーフにしたイルミネーションショー「ジュエルイルミネーション」が登場。音楽に連動させたイルミネーションショーとしては日本最大となる。青一色のイルミネーションで海を表現した「光のビッグブルー」は、一部が透明になった橋を架ける。今年から新たに加わった「マッピングon theピラミッドツリー」は、高さ23メートルの3Dプロジェクションマッピング専用のオブジェクト。ツリーにまつわる物語を立体的に映し出す。
フードコートのほか、今年から暖房の効いた休憩所を新設。冷え込む会場で「時間をかけて楽しみたい」という声に対応した。チケットは、大人=1,700円~、子ども=1,000円~。来年3月1日まで。