新京橋商店街のビギンホール(大阪市都島区東野田町5、TEL 06-6353-7308)で1月29日、「ビギン寄席」が開催される。
普段は地域の集会やカルチャー教室として利用される同ホールだが、商店街の理事会で若手落語家の勉強会として場所を提供することを決定。同イベントは1993年から定期的に行われ、常連客も増え人気イベントの一つとなっている。
毎回、女流落語家・露の都さんが出演者を選定しているが、今回はNHKで放送されている朝の連続ドラマで、女性の落語家が主人公として描かれている「ちりとてちん」にちなんで、女流落語家を集めた。
出演は、日本で第1号の女流落語家として認められる露の都さん、テレビでも活躍する桂あやめさん、2児の母でもある桂三扇さん、上方で唯一江戸弁の女流落語として活躍する桂ぽんぽ娘さんの4人。「演者によって観客の層が変わることがあるので、今回はどのようなお客さんが来るか楽しみ」と新京橋商店街振興組合理事長の合志利三さん。
料金は、前売り=1,000円、当日=1,200円。同商店街など加盟店のみで利用される「うきうきCARD」で満点の500ポイントを集めれば(100円の購入ごとに1ポイント追加)、無料で入場することができる。
今年初めてのビギン寄席について、「今回の高座でビギン寄席61回を迎える。若手落語家とベテラン落語家の熱演を楽しんでほしい」(同)と期待を寄せる。