大阪・京橋の鉄板居酒屋「OHANA」(大阪市都島区片町2、TEL 06-4980-4869)が12月3日、移店オープンした。
2008年4月から京橋で営業していた同店。移店先は前店から歩いて5分ほどの場所。店主の磯本功一さんは「子どもが生まれてもっと頑張りたいと思っていたところ、世話になっている人から今の物件を紹介された」と移店の経緯を話す。前店ではカウンター8席のみだったが、新店では店舗面積9坪、カウンター・テーブル・堀ごたつ席を合わせて約20席に拡大。「以前は店が狭くてすぐ満席になり入店を断ることもあったが、それがなくなりうれしい」と笑顔を見せる。
同店は鉄板料理がメーン。もともとは粉もの料理だけを提供していたが、「いろいろな料理が食べたい」という客の声に応じ、市場から仕入れた品で日替わりの刺し身や創作一品料理も提供することにした。おすすめは「ホルモンうどん」(700円)と「エビブロッコリーマヨ」(500円)。ほかに「お好み焼きぶた玉」(600円)、「ぶた焼きそば」(500円)も用意する。併せて、コースメニューも用意。地ビール、地酒も旬のものをそろえるが、地酒は地酒専門店の店主に店の料理を食べてもらい合う酒を選んでもらうこともあるという。
高校生のころからお好み焼き店を開きたいと思い、お好み焼き店でアルバイトもしていた磯本さん。途中、ほかの業種へ就職したが「やりたいことをやりたい」と同店を開いた。店名の「OHANA」はハワイ語で「家族」を意味する。「妻と店をやろうと決めた時、ハワイのアニメが好きな妻が提案した。来てくれた人も家族みたいにのんびりできるアットホームな店になればと思い名付けた」と話す。「これからも『また来るわ』と言ってもらえるような居心地のいい店をつくっていきたい」とも。
営業時間17時30分~翌3時。