大阪・鴫野エリアで12月14日、食べ歩きイベント「しぎのばる」が開催される。
同地域では初となるバルイベント。城東区を盛り上げる活動に取り組むグループ「城東まちおこし計画COSMO」が、同区内の4つの地域で連続して企画してきた「街ばるリレー」の年内最終回となる。飲食店などと協力し、11月から前売りチケットを販売してきた。
参加者は5枚つづりのチケットを購入。好きな店1店につき1枚を使い、各店が用意する特別メニューやサービスと交換できる。飲食店だけでなく、呉服店、眼鏡店、陶芸教室なども参加する。モンゴル料理店「モンゴルゲル」では郷土料理「ボーズ」や「牛乳酒」が楽しめるほか、「きもの屋さんはりよし」では帯締めか帯揚げが選べる。参加店内でジャズや大道芸など6組のライブパフォーマンスも行われる。
同グループは9月に蒲生、10月に関目と野江、11月に今福鶴見と、城東区内でバルイベントを相次ぎ企画。今回のイベントでは、開催日限定で今福など区内のほかのエリアから6つの出張店舗が鴫野駅前に登場するなど、エリア間の連携も生まれてきているという。「店と店とのつながりが地域のつながりを生み、城東区全体の活性化につながれば」と街バル実行委員の片山佳奈子さん(29)は期待する。
チケットは参加店でも販売する。前売り=3,000円、当日=3,500円。使い切れなかったチケットは開催後1週間の「あとバル」期間に1枚600円の金券として、「あとバル」参加店で通常の飲食代に利用できる。各店の営業時間やメニューはホームページで確認できる。