NHKアトリウム(大阪市中央区大手前4)で11月2日~6日、愛媛県新居浜市の別子銅山産業遺産を紹介する「別子銅山展」が開催される。
当時の坑道や発電所などの産業遺産が見られる同山は「東洋のマチュピチュ」と呼ばれ、観光地としても人気を集めている。江戸時代には日本の総生産量6000トンのうち4分の1は「別子銅山」が産出し、大阪で精錬されオランダなどに輸出されていた歴史がある。同展では、経済発展への貢献などでゆかりのある大阪で「別子銅山」の歴史や過去の様子などを100点のパネルで紹介する。
愛媛県東予地方局地域政策課の担当者は、「別子銅山の歴史を知り、魅力を感じていただけたら。ぜひ愛媛県東予(とうよ)地域にも足をお運びください」とアピールする。
2日・3日には愛媛県のゆるキャラ「バリィさん」や「みきゃん」らが集合、写真撮影会なども予定する。愛媛県の観光イベント情報の発信や物産販売も行う。
開館時間は9時分~18時(2日=13時30分~、6日=12時まで)。入場無料。