大阪・京橋中央商店街(大阪市都島区東野田町5)で10月26日、地元商店街によるイベント「ハロウィンストリート」が行われた。
営業中の整骨院スタッフもこのコスチュームで子どもたちを出迎える
小学6年生以下を対象とし、「トリック・オア・トリート」と言えば商店街内の参加店舗からお菓子が配られる仕組みの同イベント。昨年の参加者から「今年もやってほしい。子どもが楽しみにしている」という声が多く寄せられたことから、昨年に続き2回目の開催となった。定員は昨年より100人増しの300人にしたが、事前申し込み開始後すぐに定員に達してしまったという。
主催者の一人である京橋中央商店街・事務局長の古川公一さん。第1回の開催のきっかけは、「地域ぐるみのイベントが減ってきている今、子どもたちに思い出をつくってあげたい。思う存分楽しめて笑顔で溢(あふ)れるイベントをしたかった」からという。「受け身ではなく、『仮装』という参加型のところが重要。商店街内だけという範囲の狭さも密度が濃くなっていい」とも。
当日は、魔女やお化けなどのコスチュームを着た子どもたちが集まり、にぎわいを見せた。「らくらく堂整骨院」(TEL 06-6928-5115)のスタッフ・佐西優一さんは、今回で2度目の参加。「今年はメークに力を入れた。子どもたちが盛り上がっているのを見ていると自分たちも楽しい。来年もあれば必ず参加したい」と笑顔を見せる。イベントに参加していた都島区在住の高山建春くん(5歳)は、「初めて来たけど面白かった。ハロウィーンがもっと好きになる」と喜んでいた。母親ののり子さんは「たくさんの人で驚いた。知らない店の発見にもなるから親子で楽しめる」と魅力を語った。
今年からはイベント後にフォトコンテストも実施する。ハロウィンストリート内で撮影された子どもの写真を募集し、後日行う人気投票で特別賞や参加賞を進呈する。フォトコンテストの応募期間は10月30日まで。受け付けは、商店街内「うきうきスタンプ会事務所」(TEL 06-6923-7627)まで。