鶏の空揚げ専門店「とり食堂 まじか」(大阪市城東区成育3、TEL 06‐6932-5358)が8月10日にオープンし、2カ月が過ぎた。
京橋にあった鶏料理店「うずら屋」などで修業した店主の伊奈克将さんが独立して開店した同店。「もともと独立するときには鶏料理をしようと考えていた」と語る伊奈さん。京阪・野江駅から徒歩1分の場所での開店を、「人通りはあるのに店が少ないと思っていた。少しでも野江の活性化に協力できたら」と経緯を語る。テークアウトも行い「住宅地という場所柄、主婦の方がおかずの一品に使ってもらいやすいようにと考えた」という。店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター合わせ10席を用意。
空揚げの種類は全部で7種類。しょうゆベースの味付けが特徴の「まじから」(240円)や塩味を効かせたシンプルな「塩から揚げ」(320円)、唐揚げの聖地、大分県中津の唐揚げをイメージした「中津風から揚げ」(320円)、手羽中やウズラを使った空揚げなど。店主おすすめのメニューは、看板メニューの「まじから」を載せたボリュームもある「まじから丼」(500円)。ほかにも、「チキン南蛮」(380円)や「とりメンチカツ」(1個100円)と低価格な料理がそろい、テークアウトではさらに安く購入できる。
今後、子ども用のメニューも考案中という伊奈さん。「よく近所の子どもたちがおやつにお小遣いで買いに来てくれる。子ども用に値段を抑えたものを販売しようと思っている」と笑顔で話す。
営業時間は11時30分~14時、16時30分~22時。