鉄道や鉄道模型のファンが自分のコレクションを販売する、国内でも珍しい鉄道関連グッズ専門フリーマーケット「鉄道わくわくフリーマーケット」が1月5日・6日の2日間、大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪市中央区城見2)で開催された。主催は、鉄道フリーマーケット実行委員会(テレビ大阪事務局内)。
今年で3回目となる同イベント開催のきっかけは、「鉄道関係のイベントは以前からも全国にあったようだが、フリーマーケットメーンの鉄道イベントはなかなかなかったから」(テレビ大阪事務局の小林さん)という。
会場では、鉄道関連グッズの一般コレクターや、鉄道会社や関連商品の販売業者など、計67店が出店。鉄道模型をはじめ、写真、払い下げ品、使用済み切符などを販売し、多数の来客でにぎわいを見せた。
メーンとなるフリーマーケットエリアのほかにも、模型の体験運転コーナーや鉄道模型のデモ走行コーナーなど、数々のアトラクションや展示コーナーも登場。来場客は、正月休みを利用した親子連れだけでなく、団塊世代の中高年男性1人客が特に目立った。「このイベントは、ファミリー向けでありながらもマニアの方にも受けがよく、毎年楽しみにされているリピーターの方も多い。東京など遠方からも多数の方が来られる」(同)という。
会場となった大阪ビジネスパークに近い京橋は、大阪のひとつのターミナルとされており、「集客力が高い場所として、イベントをするには効果の高い場所」(同)という。「毎年恒例イベントとして、今後も開催していく予定。『鉄道もの』というとマニアックな印象が強いが、もっとたくさんの人に鉄道ものの楽しさを認知させていきたい。このイベントがそのきっかけになれば」(同)とも。