大阪城(大阪市中央区大阪城1)で5月26日、着物を着て大阪城に集まり集合写真を撮影するイベント「大阪キモノジャック」が行われる。
3年前「着物を着たいと思っていても着て行ける場所がない」という声をきっかけに、「着ていく場所を提供しよう」と京都で始まった同イベント。「着物で京都を埋め尽くせ!」を合言葉に毎回指定した場所を着物姿の人で埋め尽くす。現在では東京や愛知など全国16カ所、メキシコ、スペイン、オランダなど海外でも10カ国以上で行われるイベントに成長した。各地で主催者は異なり、それぞれが独自でイベントを開催している。
大阪では今回が初めての開催。もともと京都のキモノジャックに参加していた小野宏積さんが「大阪キモノジャック001号」と名乗り担当する。ひもを使わない簡単着物の加工・レンタルを手掛ける「和美換」(大阪市中央区森ノ宮中央2、TEL 06-6940-4958)の代表でもある小野さん。「着物はまだ敷居が高いと考えている人に、着物を気軽に楽しめる場を提供できれば」と意気込みを見せる。
参加希望者は着物を着て指定の時間と場所に行くだけ。参加の予約も不要で、途中参加も可能。大阪では、13時に大阪城ホール前の噴水前で、14時に大阪城天守閣前で集合写真を撮影する。
「着物を持っていない人はジャック価格の3,000円でレンタルも可能。1人でも多くの人に着物を着てもらえれば」と小野さん。「まだ場所は未定」だというが、次回は7月7日七夕に2回目のイベントを開催する予定。