JR京橋駅(大阪市城東区新喜多1)北口改札前で5月5日、同駅駅員によるハンドベル演奏会「こどもの日ハンドベルコンサート」が行われた。
同コンサートは今回で4回目。「普段JRを利用してくれている客に何かしたい」という思いから2年前のクリスマスに初開催。毎年クリスマスとこどもの日に行っている。
コンサートが始まる前から多くの客でにぎわった会場。10時40分、1回目の公演では「かぶと」をかぶった柳生頼成駅長のあいさつの後、駅員10人による演奏が始まった。曲目は「アンパンマンのマーチ」や「スタジオジブリ・メドレー」など全6曲。子どもたちにもなじみのある曲が多く、一緒に口ずさみながら楽しむ子どもも多かった。
「4曲は新曲にした」という今回の演奏。音楽経験のある駅員を中心に集め、通常業務の合間に練習を重ねてきた。今回初めて参加した井内さんは「緊張したけど、とても楽しく演奏できた。練習する時間がぜんぜんなかったので心配したが、本番で一番うまくできた」と笑顔を見せた。
演奏後はJR西日本のマスコットキャラクター「イコちゃん」が登場し、撮影会を行った。子ども用の駅員の制服も用意し、小さな駅員になった子どもたちが次々に撮影していた。東京から遊びに来ていた親子は「いい記念になってよかった」とイコちゃんと並び笑顔を見せた。