都島区で「宿泊」防災訓練-小学校に1泊、避難生活体験

防災訓練のイメージ

防災訓練のイメージ

  • 0

  •  

 大阪・都島区は現在、10月20日に内代(うちんだい)小学校(都島区内代町3)で行う宿泊防災訓練の参加者を募集している。

避難所で宿泊するイメージ

[広告]

 同イベントは同区の区政会議担当者、防災の専門家、小・中学校の校長らから成る「防災まちづくり部会」が企画。これまで各地区で小規模の防災訓練は行ってきたが「より実践的な訓練をして自助・共助の大切さを学んでほしい」と区内から約100人の参加者を募集、小学校での避難生活を体験する宿泊訓練を実施する。

 訓練は16時から翌9時まで。簡易式ポンプやスコップなど防災に関する道具が保管してある防災倉庫を見学するほか、東日本大震災で被災した旭区長や今年3月にボランティアで福島県に行った人の実体験を聞く。メーンは避難所を想定した1泊体験で、電気・ガス・水道などのライフラインを一切使わずに過ごす。水などで戻して食べる米など区で常備している非常食を食べ、寝る際も1人1枚支給される毛布で寝る。

 市民協働課担当の春本昌伯さんは「災害はいつ来るか分からない。避難生活を体験してもらいその時に不便のないようにどのような常備が必要か各自、各家庭で考えてもらえるきっかけになれば」と話す。

 募集は今月28日まで。グループでの参加も可。都島区役所の窓口かはがきで申し込む。

  • はてなブックマークに追加

京橋経済新聞VOTE

あなたのお住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース