「低価格で本格中華を」-元破格ラーメン店経営者が京橋に出店

手前から、エビのチリソース、焼き餃子、ピーマンと豚肉の細切炒め

手前から、エビのチリソース、焼き餃子、ピーマンと豚肉の細切炒め

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 蘭(大阪市北区大淀中3)が展開する中国料理店「蘭」(大阪市都島区東野田町1、TEL 06-6354-1551)が11月30日、国道1号線沿いにオープンした。

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 同社の王社長は、元「びっくりラーメン一番」6店舗の経営者。世間を騒がせた1杯180円(税別)という破格のラーメン店経営を経て、「ラーメンの『安くておいしい』はそのままに、さらに品数を増やした本格的な中華料理店」を考えたという。

 席数は、カウンターとテーブル合わせて34席。厨房には、本場中国出身の料理人の面々がそろい、こだわりある料理を提供する。1杯280円という格安の「秀ちゃんラーメン」から3,800円の「ふかひれの姿煮」までラインアップは幅広く、「ラーメンだけ食べてもらえるのも、居酒屋風に使ってもらうのも、どんな使い方でも大歓迎。安くておいしいものをどんどん提供していきたい」(同)と、ニーズに合わせた使い勝手の良さをアピールする。

 メニューはほかに、「特に女性に人気がある」(同店)という「フカヒレ丼」(900円)や、豚肉をふんだんに使用した「ピーマンと豚肉の細切炒め」(900円)、皮から手作りの「焼き餃子」(200円)、厚みのあるモチモチした皮からスープがあふれる「家常風水餃子」(550円)、王社長が勧める「にんにく入りパリパリ焼き餃子」(400円)など。

 同店ではさらに、昼夜関係なくオーダーできる定食メニューも用意する。「ラーメン・チャーハンセット」(650円)や「チンジャオロース定食」(750円)などを求めて、「すでに常連さんとなって、毎日やって来られる方もいる」(同)という。

 「京橋に店を構えるのは初めて」という王社長。「JR京橋駅付近に座っていたら、突然知らないおじさんに声をかけられてびっくりした。京橋はおもしろい街。でもまだ勉強中」とも。

 営業時間は11時~24時。日曜定休。

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