大阪城・西の丸庭園(大阪市中央区大阪城1)で6月2日、大阪市主催の野外音楽イベント「星空コンサート」が行われる。
今年で7回目を迎える同イベント。「もっと気軽にオーケストラを楽しんでもらいたい」と大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽監督で指揮者の大植英次さんの提案で始まった。大阪城・西の丸庭園に特設会場を設け芝生のフリースペースで同楽団によるオーケストラ演奏を楽しむことができる。気軽さが人気を呼び家族で訪れる人も多く、昨年は8000人が集まった。
当日は、来場者に西の丸庭園でゆったり過ごしてもらうために10時に開場、13時からコンサート開始。大阪府立淀川工科高校吹奏楽部と大阪市立文の里中学校による演奏の後、大阪フィルハーモニー交響楽団による公演が始まる。日中も公開リハーサルとして披露し、日没後大阪城がライトアップされた幻想的な空間の中で本番を迎える。
同楽団と共に、淀川工科高校吹奏楽部、近畿大学吹奏楽部、箕面自由学園高校吹奏楽部、明浄学院高校吹奏楽部が大植さんの指揮の下共演する。曲目はシベリウスの交響詩「フィンランディア」、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調より第1楽章」、チャイコフスキーの序曲「1812年」など7曲を予定。
今年は、同イベントに合わせ大阪城エリアの魅力を楽しんでもらおうと「大阪城天守閣」「大阪水上バスアクアライナー」を割引料金で利用できるという。
開場10時、開演18時30分。入場料は1,000円(65歳以上=500円、中学生以下=無料)。飲食自由。雨天時は翌日に延期。