JR京橋駅は今月25日に迫った大阪天神祭に向け、京橋駅の利用を呼びかけている。
例年100万人以上が集まる大阪天神祭。最寄り駅は、桜ノ宮駅をメーンに、京橋駅、大阪城北詰駅、大阪天満宮駅、天満駅、南森町駅など。
多くの人が「祭り場所から一番距離が近い」と考える桜ノ宮駅では例年、同駅常勤の3人と他駅、支社などから職員が集まり総勢100人以上の職員で対応する。当日は臨時改札も設け、西口・東口の改札総数を7台に増やし、通行規制も行い混雑緩和に努めるが、ホームから改札口はもちろん、出札後も人の山で混雑を免れられず、当日は現地到着まで約30分かかることもあるという。
桜ノ宮駅混雑緩和のため、京橋駅、天満駅などの利用を呼び掛けるJR西日本。最寄り各駅の中でも最も規模が大きい京橋駅では、昨年同様、京橋駅職員の野世佳織さん(23)が手掛けたポスターを構内で展示するほか、朝・夕のラッシュ時に、読売テレビアナウンサーによる京橋駅利用を促すアナウンスを流すなど、同駅利用を呼び掛けている。
同駅営業総括の山村雄治さんは「京橋駅からなら天神祭り見物スポットまで改札を出て約15分でたどり着くことができる。お客さまの安全を確保するという意味でも、京橋という大きな駅を利用して天神祭を楽しんでいただければ」と話す。
当日、駅の混雑ピーク予想は18時~(行き)、21時30分~23時(帰り)。