マレーシア政府観光局は7月20日、8月1日から展開する「マレーシア タクシーキャンペーン」の内容をホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区城見1)で発表した。
2012年に独立55周年を迎えるマレーシアにちなみ「Go! Go! マレーシア」のロゴをラッピングしたタクシー100台を8月1日から1年間、関西圏を走らせる同キャンペーン。「マレーシアが素晴らしい旅行先だということを、関西圏の多くの方々に伝えることができれば」(同観光局広報部長 アブドゥル カニ ダウドさん)と、大阪の海外観光局では初の試みを行う。
会場では、マレーシアの観光名所やイベントなどを紹介した映像を上映。マレーシアは、「住みたい国ナンバーワン」にここ5年連続して選ばれているほか(ロングステイ財団による調査)、今年から関西空港からのマレーシア航空便が増便されるなどアクセスがよくなっている。それに加え、今夏の節電対策による夏季休暇の長期化で、旅行先に選んでもらえるのでは、と関係者の期待は高まる。
地元、東洋タクシーの車体に施されるラッピングには、首都のクアランプールを描いたもの、点在する美しいビーチを描いたもの、マレーシアの起源とされるマラッカ宮殿および女性を描き「マレーシアは、アジアおよびエスニックの文化が混じっていることを表現した」(同局マーケティング・マネジャーの清水貴美子さん)ものの3パターンを用意する。