大阪市立芸術創造館(大阪市旭区中宮1、TEL 06-6955-1066)で7月2日・3日、芸創ラボvol.19「市田京美ワークショップin大阪」が開催される。
同館が「見るだけではなく体験してもらおう」と初心者からプロまで楽しめるようなワークショップを2006年5月から開催してきた「芸創ラボ」。過去には、ポーランド国立オペラ座バレエ団プリンシパルによる「バレエ講習会」や、のこぎり演奏家・サキタハジメさんの「のこぎり演奏体験」、ラジオコントを書く企画やPV制作など、これまでにさまざまなワークショップを企画してきた。
今回は、市田京美さんのダンスワークショップを開催。市田さんは、1982年からドイツのバレエダンサー・ピナ・バウシュさんのヴッパタル・タンツ・ティアターに所属し、現在はフランスのトーマス・デュシャトレ・カンパニーでダンス指導、リハーサルディレクターとしても活躍しているダンサー。
市田さんが大阪・関目出身で「地元大阪でワークショップを開きたい」と実現した。当日は、テクニックやフォームのほか、身体のあり方や自分の内面から生まれる表現にも重点を置いたダンスレッスンを行うという。
主宰・堤靖子さんは「昨今、高度な身体の機能やテクニックの追求ばかりに目が向いている傾向がある。市田さんのワークショップに触れることで自分の内側の意識や感覚を大切に感じて、そこから動き出す『表現していくダンス』の素晴らしさを体験していただければ」と話す。
7月2日の開催は16時30分~18時30分。参加費は2,800円。対象は小学校5年生~中学生。3日は13時30分~16時30分。対象は大人。参加費は3,500円。予約・問い合わせは同館まで。次回開催は11月5日・6日。