大阪城・西の丸庭園(大阪市中央区大阪城1)で4月23日、野外音楽イベント「星空コンサート」が開催される。
「音楽で大阪の街を元気に」と2006年から始まった「星空コンサート」は、今年で6回目を迎える。大阪城西の丸庭園に特設ステージを設置した一日限りの野外コンサートは、芝生のフリースペースで気軽にオーケストラを楽しめるということから家族で訪れる人も多く、昨年は約8,000人を動員した。
演奏は大阪フィルハーモニー交響楽団で、同楽団の音楽監督・大植英次さんが指揮を務める。曲目はコープランド「リンカーンの肖像」、J.コリーの「思い出のサンフランシスコ」など。
同コンサートでは毎年関西の優秀な小・中学生の演奏者を招き共演を行う。今年は中学2年生のバイオリニスト・林周雅(しゅうが)さんが登場し、ブラームス「バイオリン協奏曲・第3楽章」を独奏。ラストは大阪府淀川工科高校・近畿大学・箕面自由学園高校・明浄学院高校各校の吹奏楽部が参加し、チャイコフスキーの序曲「1812年」を演奏する。
当日は、来場者に西の丸庭園でゆったりと過ごしてもらうため10時に開場。13時からは大阪市立城陽中学校吹奏楽部が小長谷宗一の「グランドマーチ」などを演奏するプレコンサートも予定している。
開場10時、開演18時。入場料は1,000円(65歳以上は500円)。飲食自由。雨天時は翌日に順延。