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「第6回 鉄道わくわくフリーマーケット」が1月8日~10日、大阪ビジネスパーク(大阪市中央区城見2)円形ホールなどで開催され、3日間で約4,500人が詰めかけた。
これが170万円で売約となった「さくら」のシンボルヘッドマーク
京阪電車やJR西日本などの企業やコレクターらが出店し、さまざまな電車関連グッズを販売する同イベント。開始から約10分で東京機関区に在籍していた車両「さくら」のシンボルヘッドマーク (170万円)や、ブルートレインをけん引していた電気機関車のナンバープレート(130万円)などの高額商品が売れるなど、開始早々から盛り上がりを見せた。そのほか、手作りのジオラマ(2,000円~)や国鉄時代の行き先案内板(数万円~)、京阪電車の車掌スイッチ(500円)、使用済みのパスカード(80円~)、電車関連書籍など、オリジナルの商品からレアなものまで幅広い品々が並んだ。
会場を訪れた京阪電車ファンだという田村さんは「どうせ関西系のものばかりだとなめていたが、関東系の電車グッズも置いてあり驚いた」と西武新宿線の路線図や、京阪の車掌スイッチなどを買い求めていた。
フリマ以外では、フルハイビジョン実写映像による本格運転シミュレーターの前に長蛇の列ができたほか、ツイン21アトリウム内で開催された「杉ちゃん&鉄平」のミニコンサートや「中川家・礼二」のトークショーにも多くの人が詰めかけた。同イベントに初登場の「杉ちゃん&鉄平」は、ベートベンの「月光」をアレンジした「ダブル・コンチェルト寝台特急・月光」やバッハの「G線上のアリア」のアレンジ曲「扁桃腺のアリア」や「京都の地下鉄」の音楽、踏み切り音などの演奏を披露し、会場を盛り上げた。
主催したテレビ大阪事業局の大槻さんは「年々子ども連れの方が増えてきているので、これからは子どもも楽しめるようなコンテンツも意識して増やしていきたい」と話す。