花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2、TEL 06-6912-0055)で9月18日から、「咲くや収穫祭」&「秋のフラメンコ祭り」が開催される。
多くの野菜や果物が収穫を迎える秋に、人間と植物のかかわりを「祭り」に絡めて紹介しようと企画された同展。今年はスペインの「収穫」「食文化」をテーマにした「咲くや収穫祭」と、南スペインのアンダルシア地方で育まれた舞台芸術フラメンコ、「秋のフラメンコ祭り」を企画した。
咲くや収穫祭では、ブドウの収穫を祝うリオハの収穫祭、トマト祭りなど、スペイン各地の祭りのほか、多種多様なワインが産出されるスペインワインの歴史、パエリア・パニッシュオムレツなどの代表的なスペイン料理のレシピ、オリーブオイルの生産過程や健康への効果などを展示・紹介。スペインからの直輸入品、オリーブオイル・生ハム・ワイン・シェリー酒なども販売する。
秋のフラメンコ祭りでは、国内外で活躍するアーティストが連日上演。「日替わりでアーティストが変わるため、何日でも楽しめるプログラムになっている。当館のステージイベントは、天井が高く植物に囲まれていてとても開放感があるため、毎回好評をいただいている」と同館プロモーション課の松本直樹さん。「実はこのホール、スペインの首都マドリッドのアトーチャ駅にそっくり」とも。
25日には「ワインの楽しみ方講習会」を予定。本多保行さん(心斎橋「ワイン倶楽部本多」オーナーソムリエ)を迎え、ワインの選び方・楽しみ方の講習、ワインのテイスティングなどを行う。受講無料(別途入館料)。定員は先着40人(20歳以上限定)。
開館時間は10時~17時。21日休館。入館料は大人500円(中学生以下無料、証明書提示で大阪市内の65歳以上も無料)。今月26日まで(秋のフラメンコ祭りは25日まで)。