都島に保育士常駐の子育てサロン-育児相談や遊びの指導も

地域の子育てママに貢献。1日5~6組の親子が訪れる

地域の子育てママに貢献。1日5~6組の親子が訪れる

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 大阪・都島区に5月10日、3歳位までの子どもを対象にした子育てサロン「中野町子育てサロンフレンドリーさくら」(大阪市都島区中野町3、TEL 06-6358-0230)がオープンした。運営は「都島友の会 都島桜宮保育園」(TEL 06-6922-2670)。

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 中野町に地域の親子が気軽に利用できる子育てサロンがないことから、同保育園の理事長と園長による提案でオープン。同サロンでは子どもたちを好きなおもちゃで遊ばせることができるほか、子育て相談や手遊びなど親子でできるふれあい遊びの指導も行う。

 「公園の室内版と思って気軽に来てほしい。地域に根付いた場所として、家で子育てしている保護者と子どもたちの憩いの場になれば」と同サロン保育士の大森恵子さん。おもちゃは滑り台やボールプールといった大型のものから、お絵かきセットやブロック、絵本まで約20種を用意。「楽しく子育てをしよう」をコンセプトに、子どもと一緒に歌を歌いながらできる健康チェックの方法や、紙パック、ペットボトル、新聞紙などを使って遊具を作る方法なども教える。子育て相談は、食事や排泄などの生活面からメンタル面までさまざまな相談に乗る。「うつや育児ノイローゼなど深刻な悩みは、プライバシーを守りつつ、子育て支援の施設と連携して対応している。一人ひとり悩みはさまざまなので、親子にとって今一番必要なことに早急に対応する」とも。

 同サロン利用者は1日約5~6組。利用者の一人・寺井さんは「ここがオープンしてすぐ友達のママに聞いて訪れた。近いので便利だしきれい。保育士の先生も子どもの相手をしてくれるので家で遊ばせるよりずっといい」と話す。「公的機関ではないので利用料として1回200円をいただいている。無料で利用できる施設もあるので最初は皆さん来ていただけるか不安だったが、抵抗なく続けて来てくれる人が多く、うれしく思っている」と大森さん。さらに月1回、歌や遊び、工作、お茶タイムなどのイベントも開催。今月は17日に、食育をテーマにしたイベント「たべるのだいすき」を予定する。

 利用時間は10時~15時。土曜・日曜・祝日定休。利用料は1回200円。

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