カフェスタイルで英語が気軽に勉強できる英会話喫茶「クロック」(大阪市都島区東野田町1、TEL 06-6354-3886)で10月26日・27日、「ハロウィーンパーティー」が行われた。
パーティーは、外国人講師とハロウィーンの特別ディナーを食べながら、英語での会話や歌、ゲームを楽しむもの。ハロウィーンミュージックが流れる店内には、カボチャをくり抜いたキャンドルライトが多数灯され、パーティーの雰囲気を盛り上げた。
26日に集まった参加者は男性1人、女性5人の計6人で、講師は2人。多数参加型の大規模なパーティーではないが、外国のホームパーティーに訪れたかのようなアットホームな雰囲気の中、開催。
特別ディナーは、「恐怖のカボチャのてんぷら」「くもの巣パンプキンスープ」「血まみれ目玉と地獄ハンバーグ」「ジャック・オ・ランタンのアイス」などユニークなアイデア料理で、「オレンジをハロウィーン風に演出したデザートは特に好評だった」(オーナーの村上さん)という。
ゲームでは、トイレットペーパーを使用して「人間ミイラ」を作る早さを競い合った。最も早く人間ミイラとなった参加者の誠さんは「初めての経験」と照れ笑いしながら、「もともとこの店に通っていたのがきっかけでパーティーに参加したが、ハロウィーンパーティーはいいアイデアだと思う。楽しい」(同)とも。
現在、英会話スクールは大手の不祥事などを受けて業界のイメージが芳しくないが、「今回のようなパーティーを通して、本当の外国人スタイルのパーティーを知ったり、友達感覚で話ができる時間を作ることで、単に英会話スクールとして会話練習を行うのではなく、ここに外国を再現して、わざわざ海外旅行しなくても気軽に外国気分を味わってもらうことで、英語に対する楽しみ方を知ってもらいたい」(同)と、パーティー開催への思いを明かす。