3月20日に開業20周年を迎えた京橋地下街のコムズガーデン(大阪市都島区東野田2)で同18~22日、アニバーサリーフェア「コムズ20祭」が開催された。
同地下街は、1990年に開催された「花の万博」会場のメーンアクセス玄関口となった京橋に誕生し、飲食や語らいのできる「グルメのまち」としてこれまで親しまれてきた。現在22の飲食店が軒を並べ、買い物帰りの主婦やサラリーマン・OLなどに利用されている。
フェア期間中は、ホテルの1泊2食付きのペア宿泊券などの賞品が当たる抽選会を実施。21日は「コムズ音楽祭」として地元京橋や長堀鶴見緑地線、学研都市線、京阪沿線で活動する音楽グループがステージ出演した。22日には、同地下街と京橋花月がコラボした「爆笑ステージ」が開催され、千鳥やギャロップ、りあるキッズなどの吉本漫才コンビが出演しステージを沸かせた。
このほか、同じく20周年を迎える「咲くやこの花館」協力によるハンギングバスケット展、20周年を祝った巨大な花のバースデーケーキも登場。「コムズ思い出ギャラリー」と称して1990年の思い出が詰まった写真ポスターの展示も行った。
「お客さまから支持され20年を迎えることができた。これからも『コムズガーデンで食事をしてよかった』と思ってもらえるよう努力していきたい」(大阪地下街株式会社営業部・柳塘さん)。同地下街内に店を構える飲食店の売り上げについても、「お蔭さまで前年並みをキープしている。今後も来街者の皆さまのニーズに対応できるような業種・業態でお待ちしている」と話す。「沿線、近隣施設とも連動し、コムズガーデンから地域全体の盛り上げを図っていきたい」とも。