京橋に「洋食立ち飲み」店-地元居酒屋「明けごころ」が新業態店

「はいよ!」とタンシチュー。「黒ヒゲ危機一髪にそっくり!」と子どもが喜ぶという冨山さん

「はいよ!」とタンシチュー。「黒ヒゲ危機一髪にそっくり!」と子どもが喜ぶという冨山さん

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 京橋・グランシャトー近くのサンピアザビル1階に7月5日、洋食立ち飲み店「明けごころ本店 洋食店」(大阪市都島区東野田町3、TEL 06-6351-8415)がオープンした。店舗面積は約8坪。立ち飲み店が並ぶ京橋でも「洋食立ち飲み店」は初で、かいわいの注目を集めている。

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 同店一番のウリは、オーナーの冨山修太郎さん(42)が「これ食べなはじまらんやろ」という「タンシチュー」(1,500円)。12時間煮込んだ牛タンは箸で食べられるほど柔らかく、コクのあるビーフシチューと絡み合う。味わいは「『デミソース』ではなく『ドミソース』と言っていたころの懐かしの味」(冨山さん)で、ほんのりと甘みを感じさせるのが特徴。

 メニューはそのほか、ハンバーグ(600円)、グラタン(600円)、オムライス(600円)、ビフカツ(800円)など本格洋食をそろえる。客単価は「飲んで食べて2,000円」(同)。平日はランチ営業もしている(日替わり3種、700円、スタンディング)。

 京橋の「明けごころ」は、狭いエリアで「本店」「中店」「南店」と展開している純和風の大衆居酒屋。今回前例にない「洋食立ち飲み」業態にしたのは、「京橋に洋食専門店が少なかったことと、店の広さ(約8坪)からして立ち飲み向けだと判断した」から。18年間「本店」で包丁を握っていた冨山さんは「京橋は肌に合う街。この街で骨を埋めたい」と街への愛情を語る。

 営業時間は、月曜~金曜=17時~24時、土曜・日曜・祝日=15時~24時。月曜~金曜はランチ営業(11時~13時)も行う。別室にテーブル席あり(10人から貸切可、収容人数15名)。

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