串(くし)かつ・どて焼の店「新世界串や 京橋2」(大阪市都島区東野田町1、TEL 06-4800-2010)が2月11日、京橋花月近くにオープンした。
新世界に本店を構え、東京に2店舗、京橋に2店舗目となる同店は、「ソース二度つけお断り」「キリン一番搾り生中ジョッキ290円」のド派手な看板が目印。約15坪の店内は、赤を効かせたシンプルな造りで、カウンター席6席、テーブル席24席を設け、ヒップホップなどのブラックミュージックをさりげなく流す。
胸に「せんぱい」というプレートを付けた店長の玉岡勇気さん(26)は「野球をやっていたので、礼儀作法は厳しい。『俺は先輩だぞ』と注意をしていたら「先輩」と呼ばれるようになった。地元が放出(はなてん)なので京橋は身近な存在。新世界の店から来たが、京橋のお客さんは愛想がいい」と笑い、「平日は30代の会社員がメーンで、休日は地元の人や京橋に遊びに来たお客さんと客層はガラリと変わる。すでに常連の方もいて、カウンター席があるので女性がおひとりで来られることも」と話す。
特製タルタルソースで食べる「まぐろホホ肉」(180円)、激辛の「ハバネロウィンナー(200円)」、特製しょうゆベースのたれで食べる新メニューの「地鶏のたたき」(480円)が「おすすめ」(同)。
ランチは、ライス・みそ汁・サラダが食べ放題で450円から提供する。昼は日替わりランチ(500円)、夜は串かつ(90円)3本と生中のワンコインセット(500円)が「人気が高い」という。平均単価(夜)は2,000円で、持ち帰りも可能。
「これから新メニューもどんどん増やす予定。スタッフの元気の良さがウリ。来てくれたら良さが分かっていただけると思う」と玉岡さんははにかみながらも自信を見せる。
営業時間は12時~翌1時。