白いたい焼き「白鯛堂」が1月、関目と都島にオープンした。オープン日は、関目店(大阪市旭区高殿7、TEL 06-6953-5575)=1月9日、都島店(都島区都島本通3)=1月16日。
同店のたい焼きは、焼いても白いままという「たい焼き」らしからぬ斬新な生地が特徴。「今までのたい焼きにはない、しっとりもちもちの新食感。冷めてもおいしいところがウリなので土産にも最適」とオーナーの名越直子さん。白い生地には食物繊維が豊富といわれる「タピオカでんぷん」を使い、モチモチに焼き上げる。小豆も北海道産のものを使用。「小豆職人が絶妙な甘さに炊き上げているので、黒あんの味にも自信がある」(同)と話す。
白いたい焼きの発祥は福岡県大牟田市で、九州ではポピュラーなものだという。「九州を訪れた時に、この白いたい焼きを初めて食べてあまりのおいしさに驚いた。間違いなく誰が食べてもおいしいと思ったので、どうしても自分で作って周りの人にもこのたい焼きを食べてほしいと思った」と名越さん。商品は、「黒あん」「白あん」「カスタード」(各130円)、「チョコ」「抹茶」(各140円)をそろえる。「ダントツ人気は黒あんだが、カスタードも『とってもおいしい』と評判。カテキンをたっぷり含んだ抹茶もおすすめ」(同)。抹茶のたい焼きはほのかなグリーンで見た目にもユニークだ。
関目と都島でのオープンに関して、名越さんは「私自身が関目に住んでいるので、最初は地元の人に喜んでいただきたい一心で作った。都島は人通りも多く、また年配の人も多くて気軽に話しかけてくれる。そういった街の雰囲気が好きでこの2つのエリアに出店した」と話す。「今後は大阪市内や府下はもちろん、関東にも何店舗か出していきたい」と意気込みをみせる。
営業時間は、都島店=12時~なくなり次第終了、関目店=11時~19時。両店とも日曜定休。