KiKi京橋に11月28日、出石手打ち皿そば「花水木」(大阪市都島区東野田町、TEL 06-6242-8008)がオープンした。
店舗面積は約13坪。座席は、カウンター、テーブルの計20席。「オリジナルのメニューがウリ」(営業部長の大橋さん)という同店は、あえて定食を提供しない単品勝負店。昼はそばを、夜はそばと天ぷらをメーンに、さまざまな一品料理で「飲めるそば居酒屋」(同)を展開するという。
メニューは、同店のウリとなる兵庫県豊岡市出石町を中心に食べられている郷土料理「出石皿そば」(一人前5皿、800円)や、出石皿そばに天ぷら盛り合わせが付く「天皿そば」(1,050円~)をはじめ、温汁・冷汁を選べる種類豊富な出石そばの「つけ麺」(580円~)などを用意。そのほか「初めての試み」だという5種の具材で味わう出石そばと割子そばの合作「大名皿そば」(1,500円)も。さらに夜メニューは、「板わさ」(380円)、「鴨のタタキ」(680円)、「天ぷら」(120円~)、香住直送の干物・焼き物(420円~)など、居酒屋メニューを多くそろえる。平均客単価は昼880円、夜2,000円。
京橋の街を、「大阪の、梅田、難波に次ぐ街」と認識していた大橋さんだが、実際に京橋にやって来るまでは、「京橋といえばグランシャトーというぐらい(笑)」のイメージしかなかったという。京橋に来て驚いたことは、「まずは真っ昼間の串カツ屋がなんであんなに流行っているのか、ということと、JRを境に、西側と東側のお客さんの二分化が激しいこと」だという。「KiKiビルは、京橋花月の観劇にやってくるお客さんと、オフィスからのお客さんの両方で勝負できる申し分のない場所。おいしい出石そばを用意して待っていますので、おそば好きな人にたくさん来てもらえれば」とも。
営業時間は11時~23時。