レンタルスペース「ファッチャ京橋」(大阪市都島区東野田町5)で活動中のアマチュア・オーケストラ「アンサンブル・フロイント」(指揮=小西収さん)が9月16日、大阪府豊中市のローズ文化ホールにて「第8回演奏会」を開催する。
「これまで、堺、岸里、我孫子と転々としてきたが、京橋が安住の地となりそうだ。実は偶然見つけただけたが、団員が近畿2府3県から集まって来るので京橋のアクセスの良さは抜群」(団長の大友一三さん)と、京橋を拠点に毎週土曜に活動してきた。
その活動スタイルもユニークで、多くのアマチュア・オーケストラの多くが演奏会を目指して練習しているのに対し、演奏会はほとんどやらないという。しかも「平均年齢はおそらく30代。構成は20代前半から40代までの約50人。プライバシーを尊重する団風ゆえ、年齢や職業はお互い知らない」(同)という。
「クラシック音楽に詳しい方に、我々の演奏会をただの練習の発表会ではなく、ひとつの音楽体験として批評されることが大変うれしい。クラシックをあまり聴かない方から『とても楽しかった』と言われると、我々自身がとても音楽を楽しんでいることが伝わったのだと思う」(同)とも。
曲目については、「あえて言うなら機運が高まったから」(同)という、シューベルトの「交響曲第7番 ロ短調 D.759~未完成」と「交響曲第8番 ハ長調 D.944~グレート」を演奏する。当日は14時開場。入場無料、全席自由。