
串カツ文化の普及を目指す一般社団法人「日本串カツ協会」(大阪市城東区永田2)が9月4日、オリジナルソング「串カツ記念日」を発表した。
「串カツ」にちなみ、「く(9)し(4)」と読む語呂合わせから、同日を「串カツ記念日」に制定し、串カツ文化普及の取り組みを続けてきた同協会。今回は初の音楽プロジェクトとなる。
作曲は、同協会理事長の吉野誠さんと同郷で、人気レゲエユニット「湘南乃風」のメンバーであるHAN-KUNさんが担当。「うたのおねえさん」として知られる、はいだしょうこさんが歌う。
HAN-KUNさんは「音楽を通じて前を向けるような、老若男女が楽しめる『アゲアゲ』な曲を目指した。串カツという食文化を、音楽に乗せて元気を届けたい」。はいだしょうこさんは「一度聴いたらすぐに覚えられる歌詞で『アゲアゲ』な気持ちになり、元気をもらえる。そして、串カツが食べたくなってくるはず。皆さんもぜひ覚えて、一緒に歌ってもらえたら」と、それぞれコメントする。
併せて、専門学校HALの学生が楽曲をリメークし、ミュージックビデオを制作。動画は同協会公式チャンネルで公開。同プロジェクトの収益の一部は、NPO法人「災害支援団Gorilla」に寄付する。
吉野さんは「多くのプロの方々や学生たちが共鳴し、形に残る大きなプロジェクトになった。『串カツといえばこの曲』という定番ソングになれば。串カツの魅力を音楽で発信し、全国に笑顔と活力を届けたい」と意気込む。